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占術11

タロットカードと西洋占星術の備忘録8

小アルカナと星座・惑星の配当

小アルカナカードの中で数札(Pip cards)の星座や惑星の配当について書いてみます。

今回は棒、ワンド、(英)Wands(伊)BastoniのA~10です。

星座はそれぞれの期間を3つに分けられます。

それをデカン(Decan)と言います。

それぞれ期間の始まりの方から第一デカン、第二デカン、第三デカンと呼びます。

各デカンにはそれぞれ惑星が配当されます。

それをフェイス(Face)と言います。

古典占星術なのでフェイスには土星以遠(Trans Saternian)の惑星は配当されません。


タロットカードは欧米で普及している占いのアイテムです。表記も各国言語でされていて、読むだけである一定の語学力が必要です。

日本人相手の対面鑑定だと発音が悪くても、そんなに突っ込みはありませんが外人のお客様だと恥をかきます。

名称に外国語の表記を加えているのは私自身の必要性もあってです。


以下に数札の名称(英語、伊語)、星座・デカン(期間)・フェイス(Face)、〔キーワード〕の順に箇条書きいたします。



左上から棒のエース、2、左下から3、4
左上から棒のエース、2、左下から3、4

棒のエース、ワンドのエース

(英)Ace of Wands

(伊)Asso di Bastoni

おひつじ座♈(3/21~4/19)

しし座♌(7/23~8/22)

いて座♐(11/23~12/21)

火のエレメント(Element of fire)

〔開始〕


棒の2、ワンドの2

(英)2 of Wands

(伊)2 di Bastoni

おひつじ座♈第一デカン

(3/21~3/30) 火星

☘️吉〔達成〕


棒の3、ワンドの3

(英)3 of Wands

(伊)3 di Bastoni

おひつじ座♈第二デカン

(3/31~4/9)太陽

〔希望〕


棒の4、ワンドの4

(英)4 of Wands

(伊)4 di Bastoni

おひつじ座♈第三デカン

(4/10~4/20)金星

〔安寧〕

左から棒の5、6、7
左から棒の5、6、7

棒の5、ワンドの5

(英)5 of Wands

(伊)5 di Bastoni

しし座♌第一デカン

(7/23~8/2) 土星

〔闘争〕


棒の6、ワンドの6

(英)6 of Wands

(伊)6 di Bastoni

しし座♌第二デカン

(8/3~8/12) 木星

〔勝負〕


棒の7、ワンドの7

(英)7 of Wands

(伊)7 di Bastoni

しし座♌第三デカン

(8/13~8/23) 火星

〔地利〕

左から棒の8、9、10
左から棒の8、9、10

棒の8、ワンドの8

(英)8 of Wands

(伊)8 di Bastoni

いて座♐第一デカン

(11/23~12/2)水星

〔拙速〕


棒の9、ワンドの9

(英)9 of Wands

(伊)9 di Bastoni

いて座♐第二デカン

(12/3~12/11)月陰

〔防衛〕


棒の10、ワンドの10

(英)10 of Wands

(伊)10 di Bastoni

いて座♐第三デカン

(12/12~1221)土星

〔重荷〕