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占術7ー2

タロットカードと西洋占星術の備忘録3

星座と四大元素

東洋系の占術の根幹に陰陽論や五行仮説があるように、西洋占星術の根幹には四大元素(The four classical elements)という概念があります。

古代ギリシャでは万物の根源は四つの元素(エレメント:Element)からなると考えられていた。

すなわち、

火のエレメント(Element of fire)

地のエレメント(Element of earth)

風のエレメント(Element of air)

水のエレメント(Element of water)

の四つである。


これに天地照応(てんちしょうおう)という、天体の動きに地上の出来事が影響を受けるという考えが合わさって、星座に四つのエレメントが配当されました。

各エレメントと星座との関係を書いてみます。括弧内は各星座の期間です。


火のエレメント

おひつじ座♈(3/21~4/20)

しし座♌(7/23~8/23)

いて座♐(11/23~12/21)


地のエレメント

おうし座♉(4/21~5/20)

おとめ座♍(8/24~9/22)

やぎ座♑(12/22~1/20)


風のエレメント

ふたご座♊(5/21~6/21)

てんびん座♎(9/23~10/23)

みずがめ座♒(1/21~2/18)


水のエレメント

かに座♋(6/22~7/22)

さそり座♏(10/24~11/22)

うお座♓(2/19~3/20)


星座記号が各エレメント毎に色分けされていてありがたい事です。

火は赤色、地は赤みがかったテラコッタの土色。

風は草木の緑色が風にそよぐイメージ、水は青色で覚え易いです。



占術には色んな種類があり、それぞれに多くの流派や独自の用語を使うグループがあります。

そういった先生方にも出来るだけ分かりやすくお読みいただけるように、同義語や外国語を併記するように心がけたいと考えています。

又、読みにくそうな漢字には読み仮名を付けました。



現代人は忙しすぎて忘れやすい環境に生きています。

生活に色んな占いを取り入れて、ゆとりある暮らしを楽しまれてはいかがでしょうか。


普段使っている占術ではなく、たまには別の視点から占ってみたい。

そういう時の知識の確認に、この占術の備忘録をご活用いただければと思っています。