タロットカードと西洋占星術の備忘録2
星座 アラビックパーツ
星座(せいざ:The sign)とはホロスコープ上の黄道(こうどう:太陽の通り道)を12に分割した区分の一つです。
占星術は紀元前10世紀頃にカルデア人によって始まったといわれています。どこかの西洋占星術の流派ではテストに出るそうな。
12のサインは4つの四大元素(火地風水)、3つの三分類(活動宮、不動宮、柔軟宮)、2つの性格(男性格、女性格)に分けられる。
おひつじ座♈の始まりはサイデリア方式とトロピカル方式がある。
夜明けをアセンダントとする
ホロスコープ上に黄道と白道(はくどう:月陰の通り道)の交点は2つあるが、昇交点(しょうこうてん)をドラゴンヘッド(英;Dragon's head、羅;Caput Draconis)、降交点(こうこうてん)をドラゴンテイル(英;Dragon's tail、羅;Cauda Draconis)という。
この2つは星座ではないが、感受点(かんじゅてん)と呼ばれ、前者は吉で後者は凶とされる。
又、上昇点(アセンダント:ASC)と下降点(デセンダント:DES)を結んで上が天頂(MC)になる。ASCから第1ハウスが始まり、DESで第7ハウス、MCで第10ハウスが始まる。
ハウスとハウスの境界をカスプと呼ぶ。カスプ近房(+5度位)に惑星があるときどちらのハウスに属させるかは流派によって諸説があります。
西洋占星術の技法は時代により色々な変遷を経ています。
モダン占星術とも呼べる現代占星術とクラシック占星術と呼ばれる古典占星術が現存します。
バイアコンバスタ(Via combusta)はてんびん座♎15度~さそり座♏15度を差します。ラテン語のVia(ヴィア)は道や径(みち)の意味です。
消失の径と訳されたりします。先行きが困難なことを表します。
カジミとかコンバストといって太陽との±8.5度のコンジャンクション(同会:どうかい)があります。
吉です。
物事や事象の吉凶を占うホラリー占星術ではよく使われる技法です。
ホラリー占星術にはアラビックパーツも利用されています。
アラビックパーツというのは、パート オブ フォーチュン(Part of Fortune)、パート オブ スピリット(Part of Spirit)などの計算で得られた一種の感受点です。
アラビアやヘレニズムの天文学者によって開発されました。
パート オブ フォーチュンは物質的な幸福を、パート オブ スピリットは精神的な幸福を示すと言われています。
私が覚えておいた方が良いと考えている西洋占星術の事項を箇条書きにしています。
抜けや細かすぎることなどあると思いますが、お付き合いいただけるとありがたいです。